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そこらへんの柿、ブランディングしちゃおうよ!!北國柿プロジェクトのお誘い

福井にきてすごく驚いたことがあります。それが、柿の多さ

柿が多いのには、実は理由があるそう。北陸の柿は、北国街道に沿って植えられている。これは、北国街道をとおって、京都やらから金沢に行こうとした旅人、行商人などが、途中でお腹が減った時に食べてもいいよ、というような意味合いで植えられていると聞いてます。(噂によると。)

放っておかれてる福井の柿

その昔ながらのおもしろい意味性を持った柿なんですが、福井では、とらずに放っておかれているのをよく見かけます。愛されているどころか、むしろなんだか邪魔もののように扱われているような。

どういうことかっていうと、おばあちゃん、おじいちゃんが一人暮らししている立派な家、そういうところに柿の木はいっぱい生えているわけです。でも、一人暮らしのおじいちゃんおばあちゃんって、わざわざ柿を収穫したりしないんですよ

柿、なるところにはほんとうに死ぬほどなります。それを一人暮らしのおじいちゃんおばあちゃんが、渡す相手もいないのに危険をかえりみず柿を取るかっていったら、とるわけがないじゃないですか

福井の柿事情、実はそんな、すごくもったいないことが起きているんです。

(もちろん、僕は移住者としてその柿の恩恵にはすごいあずかっている。本当にたくさん柿がなるというので、信じがたいほどみなさん柿をくださいます。本当にありがとうございます!

柿の問題点

僕が言いたいのは、この放置されている柿、ただ放置されて、腐ってしまうのがもったいないよね!というだけの話ではないんです。

実は放置されてしまった柿が、福井ではそれだけじゃない非常に大きな問題になっています。具体的にどのような問題かというと、この柿がなり続けていることによって、鳥獣害が増えている。つまり、「まちのなかに餌がある」ことによって、猿やイノシシがまちにおりてきてしまう原因をつくっているんです。

そこで例えば鯖江市などでは、柿はきちんと収穫しましょうとか、取り切れない柿の木は切りましょうといったことを言い出していて、柿の木を切ってスプーンを作るワークショップをやったり、いろいろな活動をしているんです。でも相手は一人暮らしのおじいちゃんおばあちゃん。なかなか対策は厳しいのが現状のようです。

だから「北國柿プロジェクト」やろうよ!!

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そこでご提案したいのが「北國柿プロジェクト」。

このプロジェクトでは【柿収穫しますよ!あそび】をします。つまり、僕らがやることはまずはただひとつ。「柿を無料で収穫しますよ!!」です。

この活動のメリットは3つ。

1つめは、せっかくなっている柿を、おじいちゃんやおばあちゃんに食べてもらえるということ。

彼らだって、無駄に腐らせることをよしとは思っていないはず。でも「わざわざ頑張ってとるほどではない、とれないなあ」と思っているのが現状だと思うんです。これを僕たちが収穫してあげることによって、おじいちゃんおばあちゃんに柿を食べてもらえる。更にはまわりの人、子や孫にあげようかな!と思ってもらうことができる。これが一つ目のメリットです。

2つめは、鳥獣害の削減です。柿がなくなることによって、猿やイノシシなんかは、まちにおりてくる理由がなくなる。これによって、鳥獣害を削減していくことができます。

最後に非常に重要なのは、この僕たちが収穫してあげた柿は、この福井県において、ほぼ確実に、99.9%、限りなく間違いなく、半分くらいは僕たちがもらえるはずなんです!!これはねえ、まちがいない。

つまり、これはボランティア活動じゃない!!大量の柿を得ることができる、すごい活動なんです。

それを、僕らが食べちゃあおもしろくないですよね。おもしろくない。そこで、このプロジェクトの一番核になるのが、この柿をつかって【おもしろいことやっていこう】ってことなんです!!もちろん将来的にはいくつかお金がかかってくるかもしれませんが、今の想定している段階では、かなりの確率で、無料で柿を手に入れることができるはず。

そこで、柿をつかっておもしろいことをする!

この柿を利用して、様々な加工品を作っていこうというのが、僕が考えてること。これは絶対に面白いことになるはず。

柿っていうのは結構面白くて。ジャムにもすることができたり、干し柿もできたり、乾かせば柿チップスにもなるし、柿ワインや柿酢などなど、様々な用途で使えるものなんです!

その可能性が、これだけ身近に眠っているのに誰も手をつけていない。こんなワクワクすること、なかなかないですよね。身近にある柿、これを「北國柿」としてどんどん拡大していくおしゃれでおもしろい製品になって世の中に出ていく!!それをぜひ皆さんと一緒におもしろい形で作り上げていきたい!!というのが今の僕の思いなわけなんです。いや、今年に関してはちょっと時期が遅いんで大体腐ってるんですけど。

で、加工したものを例えばだけど地元のデザイナーと協業しながら、おもしろくおしゃれにデザイン化していく、おもしろく商品化していく、あるいは収穫イベント等で活動を拡大していく。柿を、こんなかんじで総体としてブランディングしていくことで、この柿をある種邪魔な存在ではなく、もっとみんなから認められる「いいもの」として価値が再定義される未来をつくっていけたらめちゃめちゃおもしろいなと思っています。

まとめ

ということで、柿が地元の産品としてブランディングされ、まちづくりにも貢献して、僕らも嬉しいし、鳥獣害は削減されるし、みんな柿を活用できて嬉しいなとか、うちにはこんな素敵なものがあるんだよって地元に誇りをもてるようになる、そんな方向まで見据えてうごいていけたらなー。

楽しそうでしょう!!遊びましょう!!

 

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ご紹介

こんにちは、森一貴です。東京でコンサル経験後に福井県に移住。教育・まちづくりの分野で活動しています。ブログでは、教育・まちづくり・生き方などについて思索を書き溜めています。ご依頼等、お気軽にお声がけ下さい。


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移住者として鯖江市「ゆるい移住」に参加し、現在は鯖江市の職人工房開放イベント「RENEW」の企画・実行支援を手がけています。他にもいくつか、新しい取り組みを形にすべく活動しています。

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主な記事は以下。
やりたいことなんかないけど、しあわせでいたい人の話」
東大でまちづくりを学んだけれど「まちづくり」が嫌いな私の思う「まちづくりの違和感」

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やりたいことなんかないけど、しあわせでいたい人の話」
あなたに読んでほしい。「問題意識」と「やりたいこと」を切り離してほしいという、大事な記事です。
東大に入ればなんでもできると思っていたかつての私に向けて(外部サイト)

投稿者:

森 一貴

山形県出身、東京大学教養学部卒。コンサルティング企業にて勤務後、鯖江市ゆるい移住に参加。現在、考える力を伝えるプロジェクト「CUE」代表。