産地に出会う、工芸と遊ぶ。「RENEW×大日本市鯖江博覧会」鯖江市河和田で10月に開催。

鯖江市河和田の「職人と出会う二日間」RENEW(リニュー)。産地の実際の職人にふれ、産地の技術にふれ、産地の空気にふれる。RENEWはこの2年のあいだに、たくさんの関係性を生み出してきました。

そして三年目。鯖江市河和田に、中川政七商店がやってきます。

産地に出会う、工芸と遊ぶ。2017年10月12日〜15日、福井県鯖江市河和田「RENEW×大日本市鯖江博覧会」を開催します。

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職人と出会う二日間「RENEW」とは?

RENEWは、漆器やメガネの産地である福井県鯖江市河和田地区で開かれる、職人の工房を自由に回りながら、ワークショップや職人との交流を楽しむイベント。普段は開かれていない工房を見学し、実際の産地の空気を感じながら、ものづくりの背景に触れ、職人の思いに触れることができます。

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ワークショップは、木工技術を使った鉛筆づくりや、箸の漆塗りワークショップ、蒔絵を使ったアクセサリーづくりなど、本当に多種多様。子どもでも気軽に楽しめるイベントもあれば、大人がのめりこんでしまうようなものも。

実際の職人さんとお話しながら、職人の技術を自分自身で体感することができます。

 

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河和田のものづくりは、背伸びしていません。「コウジョウ」というよりは「コウバ」な工場がたくさん集まった河和田は、歩いても自転車でも回れる気持ちの良いサイズ。個性豊かな工場は、それぞれに思いや歴史が詰まっています。

昨年のRENEWでは、トークイベントや、漆器を使った「漆器バー」が開かれました。漆器バーは、実際にその漆器を作った職人がバーテンダーとなり、鯖江の地酒を提供する贅沢な場。お酒を酌み交わしながら漆器に込められた想いを聞くのは、何よりの肴です。

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先日、RENEWに来てくれた方がこんな風に言っていました。

「まるで島みたいなところだね」

よく晴れた10月の、静かながらまだコントラストの強い空気のせいか、それともそこに根ざして生きようとする意思や願いのせいか。

でも私も確かに、ここではまるで島みたいな風が吹く、と感じます。

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鯖江市河和田地区とは?

RENEWが開かれる、鯖江市河和田。鯖江の東方、駅からバスで20分ほどの距離にある、小さな人口4000人と少しの地区です。

そこは、ものづくりの里。漆器やメガネの工房が軒を連ね、たくさんの職人が日々丁寧なものづくりを実践しています。

暮らしを紡ぐまち 河和田 from on Vimeo.

最近ではものづくりの現場を間近に体感しながら、産地で商品を購入できる、新しい店舗も増えつつあります。また、工房のリニューアルなども増え、河和田全体がまるでミュージアムのような場所になりつつあるようです。

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例えば、漆塗りの「漆琳堂」。漆を身近に感じられるパステルな色使いの「aisomo cosomo」などを販売されています。

ろくろ舎
ろくろ舎

こちらはろくろ舎。無骨な工房では、漆を塗る前の「木地」を製造しています。併設された店舗では「TIMBER POT」等を販売。

その他、東京にも店舗をもつHacoaの本社工房に併設されたダイレクトストアや、セレクトショップataWなど、新たな店舗が徐々に、たしかに生まれています。

大日本市博覧会って?

鯖江市河和田で開かれてきた、ものづくりに触れる旅「RENEW」。今回は「中川政七商店」の大日本市博覧会とタッグを組みます。

中川政七商店は、ながらく奈良の麻織物を製造してきました。みなさんも「花ふきん」など、目にしたことがあるのではないでしょうか。

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中川政七商店は「日本の工芸を元気にする」をコンセプトに、奈良の産地から飛び出して、各地の工芸を応援してきました。いま一番有名なのは、波佐見焼の「マルヒロ」が手がける「HASAMI」ブランドでしょうか。

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その中川政七商店が、全国の工芸産地と手を組んで開催するのが「大日本市博覧会プロジェクト」。産地で工芸と出会い、学び、体験し、五感を使って土地の魅力を再発見するイベント、と銘打たれています。

昨年は奈良や燕三条など各地で開催され、期間限定ショップに加え、ワークショップやトークイベントなど数々の催しが開かれました。

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RENEW×大日本市鯖江博覧会。

そしてついに、鯖江市河和田地区「RENEW」と中川政七商店「大日本市博覧会」が出会いました。

「RENEW×大日本市鯖江博覧会」では、福井県初進出となる中川政七商店の期間限定ショップや、ゲストを招いてのトークイベントなど、いまの工芸をまるごと体感できる空間がうまれます。

更に、まだまだ検討中ですが、鯖江市河和田以外でも色々なイベントが開催されるとのこと。福井は、実は漆器・メガネだけではなく越前和紙・越前打刃物・越前箪笥や越前焼など、様々なものづくりが集うものづくりの聖地。RENEWをきっかけに、福井をまるごと楽しんでみてはいかがでしょうか。

産地に出会う、工芸と遊ぶ。「RENEW×大日本市鯖江博覧会」が、2017年10月12〜15日に開催されます。

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・RENEW:http://kawada-t.jp/renew/
・2017年10月に大日本市鯖江博覧会を開催します。 http://www.yu-nakagawa.co.jp/p/3212

【期間】2017年10 月12 日(木)-16 日(日)
【場所】福井県鯖江市河和田地区・その他
【主催】大日本市博覧会×RENEW実行委員会
【お問い合わせ】
〒916-1222 福井県鯖江市河和田町19-8(TSUGI llc.内)
TEL/FAX:0778-65-0048

 

 

 

 

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ご紹介

こんにちは、森一貴です。東京でコンサル経験後に福井県に移住。教育・まちづくりの分野で活動しています。ブログでは、教育・まちづくり・生き方などについて思索を書き溜めています。ご依頼等、お気軽にお声がけ下さい。


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移住者として鯖江市「ゆるい移住」に参加し、現在は鯖江市の職人工房開放イベント「RENEW」の企画・実行支援を手がけています。他にもいくつか、新しい取り組みを形にすべく活動しています。

■ブログ:教育・まちづくり・生き方を中心に、ブログを書いてます。
主な記事は以下。
やりたいことなんかないけど、しあわせでいたい人の話」
東大でまちづくりを学んだけれど「まちづくり」が嫌いな私の思う「まちづくりの違和感」

将来に悩むみなさんへ

就活生の方や、転職活動をしている方、あるいはそうでなくとも、日々にもやもやとした思いを抱えているみなさんに、きっと役に立つだろう記事をピックアップしました。少しでも、みなさんのお役に立てたら幸せです。

やりたいことなんかないけど、しあわせでいたい人の話」
あなたに読んでほしい。「問題意識」と「やりたいこと」を切り離してほしいという、大事な記事です。
東大に入ればなんでもできると思っていたかつての私に向けて(外部サイト)

投稿者:

森 一貴

山形県出身、東京大学教養学部卒。コンサルティング企業にて勤務後、鯖江市ゆるい移住に参加。現在、考える力を伝えるプロジェクト「CUE」代表。