名もない場所で一緒に遊びましょうよ、というお誘い

ハルキャンパスはこれから、小中高校生、大学生、オトナを巻き込みながらよくわからない場作りをしていきたいと思っています。
 
場としては、明確に塾という形式を改めて定義したいと思っていて、普通に数学や英語を教えたい。
 
 
数学ってとてもとても超楽しくて、それっていうのは知っている公式を問題に当てはめるところにあるのではなくて、出題側の意図を読み取って、自分が知っている数々の解法という鍵のどれがキくのか、ためつすがめつ試行錯誤し、その鍵がピタッとハマったときの最高の喜びにある。
 
つまり数学は、答える前の「どう答えてやろうか?」という問い合いに最高のおもしろさが眠っているのであって、式がたてられたら後は基本的にいつもの「パターン問題」なのである。
 
しかし塾は「どう答えてやろうか?」という問い合いのところはスルーして、「ここに補助線を引けばとけるよ、簡単じゃないかー」と、解の道筋を示してしまう。それは尺的な問題もあるけど、でもその一本の補助線のために僕たちは引き出しをあけ、試し、これか?いや、これじゃない、じゃあこっちか!?などと楽しみを創造しているのであるから、そここそが本質であって、式をたてられたら、後はもう解かなくていいのだ(解くけど)。
 
っていう塾にする。数学は最高の娯楽。
 
【2003年 東大入試の数学大問6「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」】
 
ゆとり教育で円周率が3.1になりそうな頃の東大の入試問題。最高にアバンギャルドでアイロニカルで、超ロケンロール。何よりこの、問題の端的さが愛おしい。僕はこの入試問題が一番好きだ。僕たちはこういう、受験生の最高の皮肉に、「解答」という最高の賛辞で応える。そういう、数学はインタラクティブな芸術作品です。
 
数学はそういう、建築であり、芸術であり、インタラクティブな新しいコミュニケーションツールです。こういう意味わからないメタ的な洞察がとても東大生っぽいなと僕は思います。
 
 

で?1>

 
で、ハルキャンパスはそういう東大生が教える教育による集客を活かしてたくさんの高校生が来るのは必然として(今、自分を奮い立たせて書いています)
 
同時にそこは大学生や社会人の「企画と創発の場」でありたいと思っていて。
 
高校生が数学のキビシい(楽しいの意)数十分を終えて階段をおりてくると、1階で大学生や社会人が、未来の企画のために楽しそうにミーティングをしている。そういう「憧れに触れる偶然性を計画する」ということを現段階での目標に掲げています。
 
高校生は勉強しないといけない!!という謎の強迫観念にとらわれて塾に来るのに、なんか超楽しそうな大人たちがいる、俺達もやりたいと思う、俺たちは何をバカげたことをやってんだと思う、そういう場です。超良さそうでしょう?
 
タビト學舎 的な発想で、もう少し大人が学習の方の場にいてもいいなあという気がしています。よく森に遠方から会いに来てくれる人がいるので、じゃあ今日は商社の話を聞いてみようとか、今日はAV女優の話を聞いてみようとか、そういうサイコーな場にしてみたいなと。
  
 

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そして大学生と社会人(と、結果的に小中高校生も)については、新しくサークル的なものを作ろうと思っています。越前市はいい感じに駅前にPLAYFULな感じの空きスペースがたくさんありますから、このサークルがそういう空きスペースで延々と遊んでいるような場になったらいいなと思っています。
 
PLAYFULであることはそう難しいことではなくて、まずは飲み会に始まり、写真を一緒に撮ったり、小学生と遊んでみたり(将来的にはハルキャンパスの小学生探求コースと一緒に「越前市の商店をPRするポスターをつくろう」などというプロジェクトをしたりするわけです、例えばですよ)、おじいちゃんおばあちゃんに取材するフリーペーパーを作ったり、お話するカフェを開いたり、トークショーをやってみたり、まあとにかく、手の届くことをゆるやかに試みてみる場を創ってみたいと思っているわけです。楽しいように。(あと、このサークルはRENEWにも関わっていけたらええなあという気がしています。)
 
同時にこれは高校生にとって、インカレ(インカレはインターカレッジの略ですから、高校で言えばインターハイ、でもそれは全国高等学校総合体育大会のことを指しますから、何と呼べばいいんでしょうね?)でありたいなと思っています。高校の部活って、なぜ学校に閉じているのでしょう?部活という枠組みのなかで、大学生や社会人やマチと関われる、それが当たり前になっていけばきっとおもしろいのになあという気がしているので、それもやります。
 
そういう、ゆるやかな波のなかで、じわじわと物事が始まっていくような場になったらいいなーと思っています。いや、それが別にほかの場所で充足されるならそれでいいと思うんです。河和田なり、福井駅エリアなり、近くには 市之助一丁目 もあることですから、僕は僕で、まあやってもいいし、やらなくてもいいし、気負わず気持ちよくやっていきたいなという気がしています。
 
 

で?3>

 
で、ですから、一つ皆さんにお願いしたいのは、俺と一緒に遊びませんか?ということです。
 
専門学校や大学生、社会人の方は、まずビビっと来た方から順に本投稿をシェアしていただくとともに、いいね!なりコメントなりメッセージなりを行っていただくことが望まれます。大学生の方においては、別に越前市だからといって、仁愛でなくとも福井大学でも県大も工大でもよいのではないかという気がしています。
 
まずは週一程度から「とりあえず集まってみる」みたいなことを目標にゆるりとやってみたいと思っております。結局、森は飲み会を開くくらいしか能がありませんから、まずはそういう感じになるのではないかという気がしています。
 
ちょっと年明けくらいからになると思うのですが、森の遊びに付き合っていただいて、この名もない場作りに付き合ってもらえないかなーって思っています。
 
一緒にたくらみ、一緒ににやにや、一緒に軽やかに踊りましょう。
 

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ご紹介

こんにちは、森一貴です。東京でコンサル経験後に福井県に移住。教育・まちづくりの分野で活動しています。ブログでは、教育・まちづくり・生き方などについて思索を書き溜めています。ご依頼等、お気軽にお声がけ下さい。


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移住者として鯖江市「ゆるい移住」に参加し、現在は鯖江市の職人工房開放イベント「RENEW」の企画・実行支援を手がけています。他にもいくつか、新しい取り組みを形にすべく活動しています。

■ブログ:教育・まちづくり・生き方を中心に、ブログを書いてます。
主な記事は以下。
やりたいことなんかないけど、しあわせでいたい人の話」
東大でまちづくりを学んだけれど「まちづくり」が嫌いな私の思う「まちづくりの違和感」

将来に悩むみなさんへ

就活生の方や、転職活動をしている方、あるいはそうでなくとも、日々にもやもやとした思いを抱えているみなさんに、きっと役に立つだろう記事をピックアップしました。少しでも、みなさんのお役に立てたら幸せです。

やりたいことなんかないけど、しあわせでいたい人の話」
あなたに読んでほしい。「問題意識」と「やりたいこと」を切り離してほしいという、大事な記事です。
東大に入ればなんでもできると思っていたかつての私に向けて(外部サイト)

投稿者:

森 一貴

山形県出身、東京大学教養学部卒。コンサルティング企業にて勤務後、鯖江市ゆるい移住に参加。現在、考える力を伝えるプロジェクト「CUE」代表。