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NCL代表の林篤志さんは本当にポスト資本主義を創ろうとしている人で、珍しく僕が「憧れ」みたいな感情を抱いている人です。その想いが垣間見える記事だと思うので、ちょっとぜひ読んでみてください。

新しい共同体をつくる




ポスト資本主義社会を実現する。

林さんはいまの仕組みのうえで、稼げる分野を見つけて、深掘りしていくのではなくて、あたらしい仕組みそのものを定義しようとしています。そして、それを夢物語にするのではなくて、まずはとにかく創り出しながら、変えるべきところは変え、試行錯誤しながら理想とする社会を作り出そうとしている。

ポスト資本主義社会をつくるという大胆な野望を描きながら、実際に行動を起こし、一歩を着実に重ねていく姿。
更には、変化を恐れず柔軟で、ゴールを地域創生や起業家創出というビジネスの枠組みに落とし込んで継続性を担保していくバランス感覚…。

うーん、シビれます。悔しいけどかっこいい。

もうちょっと林さんが目指していることを具体的に言うと、林さんはいまの国家という制度や、私たちが信奉する資本主義に対する課題意識を抱いています。
一方、国や資本主義を「破壊する、変革する」のは難しい。そこで、それらに真っ向対立するのではなくて、今の制度や主義に乗っかっている「コミュニティ」に着眼して、いまの社会と共存できるあたらしい「コミュニティ」システムを創ろうとしています。

僕の解釈でいえば、林さんが目指している未来は「誰もが自由にいていい」社会。「暮らしたい人と暮らす」。本来僕たちが当たり前に願うべきありかた、林さんは、それを実現できる仕組みを創ろうとしているのだと思っています。

ただ、林さんは元エンジニアで、かつたぶん根が超革命家なので、その目指す社会のなかにキャッシュレス社会だったりとか、コミュニティの自由化みたいなことも思い描いたりしていて。そういうところも含めて好きです。

自然に「わからない」ことに向きあい、それでも

今回の仕事百貨は、あまりよそで想いの全貌が見えなかったりするNCLのことが、かなり書き出されていると思います。(それでもあんまりわかんないけど)
なにがいいって、言葉がホント、素直でかろやかで素敵。

「ポスト資本主義社会の具現化」なんて壮大なゴールを掲げながら、ごくごく自然に「わからない」ことに向きあい、受けいれ、それでも、やってみなきゃわかんないじゃん、とでもいうかのように、着実にアクションを起こしていくそのあり方は、とてもきれいで。

「ぼくらは『ポスト資本主義社会を実現する』というスローガンを掲げています。あの山のてっぺんに登ろう、という想いは共有しているけれど、誰も正しい登り方は知らない。だから、自分で道を切り拓ける人に来てほしいですね」

「ずっと半信半疑でやってますよ。NCL、これで合ってるの?って」
「それでも、今の政治には期待してないとか、どれだけ働いても限界だとか、絶望するよりよっぽどいい。疑わしいけれど(笑)、当事者として参加している意識はすごくあります。本当かよって疑っている人ほど、来てもらったら面白いかもしれませんね」

NCLの求人、ぜひチェックしてみてください。

新しい共同体をつくる