こんにちは、森一貴です。
世の中、悩んでいる人々はたくさんいます。
例えば、シングルマザーやマイノリティ、虐待やネグレクトのもとにある子ども。
そして同時に、その人たちを助けたいと願ったサービスはたくさんあります。
でも果たして、どれだけのサービスが彼らに届いているんでしょうか?
想像してみてほしいんです。
例えば家出をした高校生の女の子がいるとする。
途中でお金がなくなってきて、でも、どうしたらいいかわからない。
そのとき、彼女はどうするか。
果たして彼女は、そういう子どもたちを保護してくれる場所があることを知らないでしょう。
渋谷を歩いて、ナンパされるか、水商売の道に引き込まれるか、
あるいは、例えば2ちゃんねるで何か出てくるかと思って見てみれば、
彼女を待ち受けるのは、「稼げるバイト!」の広告です。
彼女らがそうして自然に行動した場合、
たどり着くのは、なぜか、助けたいと願った誰かのサービスではなくて、水商売の世界なのです。
仮に、例えば彼女がグーグルなんかを頼りにして、
「家出 宿泊」などと検索してみたとしましょう。
出てくるのは宿泊掲示板か、アダルトサイトか、
はたまた、どうやって家出女子高生を捕まえるかをレポートした記事か。
果たして、彼女は、どうやって助かればよいのでしょう?
いまの日本に、サービス自体が多いのは確かです。
でも、「困った主体」が「自然に行動するとどうなるか」を考えることができているサービスなんて、
本当に限りなく少ない。
それは、検索ワードだけの問題じゃなくて、
仮に適切なキーワードで検索することができても、
彼らは適切に支援など受けることはできない。
“検索エンジンで、「無料 学習支援」で検索したら200万件、「無料 食事」で検索したら約6600万件の情報が出てきます。NPOや支援団体について学校などで習うことはほとんどない中で、子どもたちの力で、支援団体の違いを見分け、自分に最適な団体を見つけるのは不可能に近い状況です。そもそも、どんな支援団体があるかもわからないため、どんなワードで検索したらよいのかもわからないことがほとんどです。”
NPO法人の3keysを運営する森山誉恵さんが、
そんな子どもたちと支援団体とをつなぐサービスを作ろうと、
クラウドファンディングを行っています。
いじめ、虐待、貧困等で悩む子どもたちと支援団体を繋ぎたい
https://readyfor.jp/projects/3keys
一緒に応援しませんか。
森山さんの思いは、こちらでも。
私も多少ではありますが、記事作成の面ではお手伝いをさせてもらっています。
「困ったら大人に頼ってもいいんだよ」と子どもたちに言ってあげたい。3keys森山誉恵さんを動かす思い
http://soar-world.com/2016/02/15/takae-3keys/