ゆるい移住って?

※ゆるい移住は、2019年に実施されたプログラムです。

「ゆるい移住全国版」は、半年のあいだ日本各地の物件に家賃無料で住むことができる、実験的な体験移住プログラム。暮らしを体験してほしいから、地域での就職・起業や移住を押し付けることはありません。

体験期間中に何をしていただくかは自由です。空き家を探していただくのもよし、何もしないのもよし、新たな活動や仕事に取り組むのもよし。まずは気軽に住んでみて、まちの人々と自由に関わり合いながら、まちをゆるく体験してみてください。

※「ゆるい移住全国版」プロジェクトは、2015年に福井県鯖江市が行った体験移住事業を継続的に発展させた全国連携事業です。総務省・地域おこし協力隊制度の負担金を活用し、ゆるい移住実行委員会により実施されています。2015年度鯖江市体験移住事業「ゆるい移住」WEBサイト / 2018年度「ゆるい移住(旧どこでも移住)」WEBサイト

特徴1)半年間、家賃無料

ゆるい移住では、2019/7/1から12/31までの半年間、どの市町村への滞在も家賃が無料※1。お部屋が空いてさえいれば、どこでも訪れてよいし、いつでも帰ることができます。

特徴2)行先、偶然決まります

行先は、選べません。偶然の出会いを楽しんでください。ただし、訪れてから一ヶ月以上期間が経ったら、また別の場所に行きたい!と希望を出していただくことができます。※2

特徴3)何をするかは自由です

起業支援・就農支援などはありません。まずはゆるく住んでみてください。もし必要であれば、各地のコーディネーターが空き家探しや関係構築をサポートします。

※1 交通費や光熱費等はお支払いいただく必要があります。また、半年間常時滞在いただく必要はありません。
※2 行き先のご希望は伝えていただくことが可能ですが、ご希望に沿えるとは限りません。また、「一ヶ月以上の期間」については、常時滞在いただく必要はございません。合わないと思ったら途中で一旦まちを離れ、一ヶ月後にまた別のまちに訪れていただくことが可能です。

今回、ゆるい移住で住むことができるまちは、鹿児島県甑島(薩摩川内市)、長野県木曽町、東京都奥多摩町、鹿児島県頴娃町(南九州市)、福井県鯖江市の5市町村です。

/// 鹿児島県こしき(薩摩川内市) ///

山下賢太

Classdo!理事

ドラマ Dr.コトー診療所や釣りバカ日誌の舞台にもなった甑島(こしきじま)。 最北端にある人口1,000人の島民と島猫がのんびり暮らす里町でお待ちしています。

/// 長野県木曽町 ///

木曽に暮らして1年の初心者ですが、自信を持ってオススメしたい人と場所がいっぱいです!お風呂なし築100年以上の古民家で、シェアハウス生活を一緒にゆるく楽しみましょ~

坂下 佳奈

地域おこし協力隊/ふらっと木曽コーディネーター

/// 東京都旧小河内おごうち(奥多摩町) ///

谷木諒

地域おこし協力隊・ライター

旧小河内村は、奥多摩町の西部、ダムのまわりに広がる小さなまちです。スーパーやコンビニもなく不便なまちですが、その環境をともにおもしろがっていただけたら嬉しいです。

/// 鹿児島県頴娃えい(南九州市) ///

頴娃町はお茶とさつまいもの生産が盛んなまち。暮らしを共にする住民メンバーたちと連携して生活文化を守っています。面白い取り組みをしている人や事業者へのパイプ役から、困り事や移住の希望まで、皆さんをサポートできればと思います。

蔵元恵佑

株式会社オコソコ 代表取締役

/// 福井県鯖江市 ///

森 一貴

地域おこし協力隊

僕自身も移住当事者。鯖江は、実験のまちです。新しい地で多様な人々に出会いながら、一緒に生き方を実験していけたらと思っています。みなさんとお会いできることを楽しみにしています!

物件情報の一覧はこちら

福井県鯖江市からはじまった「ゆるい移住」。その初代プロデューサー・若新雄純氏(左)と、ゆるい移住をきっかけに鯖江に移住し、ゆるい移住全国版を企画した森一貴氏(右)が、ゆるい移住への想いを語りました。

2015年に実施された初代「ゆるい移住」を企画されたのが若新さんでした。僕はそれがきっかけで鯖江へ移住したわけですが、若新さんにとって、ゆるい移住とは一体、なんなのでしょう?
若新 ゆるい移住って、「問いかけ」だと思うんだよね。住むって何?住所って何?コミュニティって何?っていう。2015年に実施した「ゆるい移住」に来てくれた人も、そういう問いかけを味わうような人たちだったんじゃないかな。
そうですね。僕たちもゆるい移住のあと、ホームレスになったりしていました。”住むの普通”ってなんだろう?を問いかけて、自分たちなりに実験をしていたのかもしれません。こうした実験ができたのは、地方の生活コストが低いからだと思ってます。こうしたことから気づいたのは、地方って、あるいはゆるい移住っていうのは、「人生を問い直す場所」なのかもしれない!ってことなんです。
若新 地方には「余白」がある、っていうことだよね。今の若い人たちにとって、地方って、インターネットの混沌期と同じ。自分たちで自由に試行錯誤したりつくったりできるんだ!という余白がある。その実践が学びにつながっていく。余白の中で学ぶことができるというのは、すごく贅沢な時間だと思うな

移住開始までの流れ

5/19, 6/8 オンライン説明会
6/10 本申込締切(行き先市町村決定)
〜6/30 市町村ミーティング(意思確認)
7/1〜12/31 体験移住

募集要項

年齢:20〜40歳程度までの方(但し、ご家族での参加も可)
期間:7/1〜12/31(〜最大半年)
定員:30〜40名程度(応募多数の場合は、参加可能期間を考慮の上、抽選となります。)
その他条件等:物件情報の一覧をご確認ください

※最大居住可能日数は市町村により異なります。
※現在住民票のある市町村内でのお試し移住はできません。
※参加にあたり、オンライン説明会への参加が必須となるほか、住民票の郵送と保証人が必須です。

Q&A

Q.本当に無料で住めますか?

A.本当に家賃無料です。但し、水道光熱費や通信費等は別途お支払いが必要な市町村があります。また、交通費の支給はございません。

Q.複数名(家族・カップル・グループ)で申し込むことはできますか?

A.可能です。但し、市町村によってはお断りする場合があります。

Q.途中でやめたり、他の市町村へ移ることはできますか?

A.可能です。ただし、他の市町村へは、ある市町村に訪れた日から一ヶ月経たのちに滞在することができます。

Q.途中からの申込みは可能ですか?

A.6/10を〆切とし、途中参加はできません。

Q.どのような団体により運営されていますか?

A.福井県鯖江市の地域おこし協力隊・森一貴を中心とした実行委員会形式により運営されています。詳しくはこちら

申込み・お問合せ

ゆるい移住のオンライン説明会ならびに参加申込は締め切りました。

掲載メディア

TURNS6月号「移住したくなる旅へ」に掲載されました。(2019/4/20)

ソトコト3月号「続・関係人口入門」に掲載されました。(2019/2/5)

・TABIPPO.netに掲載されました。(2018/8/29)
家賃無料で暮らしを試せる「どこでも移住」プログラムがはじまります

・Yahoo!ニュースおよびオトナンサーに掲載されました。(2018/9/4)
好きなタイミングでOK! 5市町村に無料で暮らせる移住プログラムが人気、なぜ企画?

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