ハロウィンの渋谷が節操ない!とかっていうひと

こんにちは、森一貴です。
ゆるい移住も1ヶ月がすぎました。東京の皆様お元気ですか?
最近はメチャ楽しいことが、よくわからん義憤で規制されたりするのが嫌だな~ってことを考えたりしてます。

さて、ハロウィンの渋谷の様子に、節操が無い!という批判が殺到してるようです。

―渋谷ハロウィンの翌日、ゴミ拾いをしていたのは「ボランティアの子どもたち」だった
http://curazy.com/archives/113069

上の記事を読んでどう思いましたか?
大人がまちを汚し、その尻拭いを子どもたちがする構図。胸が痛くなりますよね…まるで現代の年金制度みたい。
子どもになんの罪があるっていうんでしょうか。子どもたちにゴミを拾わせて、彼らは恥ずかしくないんでしょうか。
パリピはホントに節操がないなと思います。
仮装をし、渋谷に集まり、ゴミを捨て、ナンパし、ナンパされ、酒を飲み、ぐちゃぐちゃに渋谷を蹂躙する。
本来ハロウィンは町の子どもたちが仮装をし、各家庭をまわってお菓子を集める、
それによって地域の大人たちと子どもたちが交流できる、町の大事な行事の一つだったハズ。
日本のハロウィンはその本質を失ってしまった…。

子どもの立場で考えてみると、
「ほんまパリピだめやな。ハロウィンなんかやめちまえ!」

、、、、、とはたして思うだろーか。ほんとにそう思うとおもう?
子どもと一緒にゴミ拾いをすると、
「みてみて!!!髪の毛おちてた!!!」「そうだね、忘れていっちゃったのかな~」とかなんとかさ、
果たしてまるで宝探しみたいになってるんだろうなあと思う。
で、最後に「みてみて!道、きれいになったね!うれしいね!」って終わることができるんだろうなと思う。
ここまでは想像だからどう感じてくれてもいいけど、

「子どもになんの罪があるっていうんでしょうか。子どもたちにゴミを拾わせて」
と思ったのは誰なんだろうなあ。
「ゴミを拾う」ことは子どもにとって罪ほろぼし並にツラいことなんだろうか?
子どもたちはゴミを強制的に「拾わされて」いるんだろうか?
子どもを「かわいそう」に仕立てあげたのは一体だれなんだ?と俺は思う。
そっちのほうが俺は怒りを覚える。
勝手にきめんなよってかんじだ。
いや、ほんとは「まじつらい」とか思ってたら子どもにゴメンって感じだけど

もうちょい教育って視点では、
ゴミ拾いって問題意識を持ってもらうきっかけにもなるわけだよね。
そういう意味では子どもにとってはゴミ拾いは社会貢献になり、教育的効果があって、そして楽しい、
めちゃめちゃ素晴らしいことじゃないかと思う。

そうそう、子どもだけじゃなくて、単純にゴミ拾いの話をすると、
ゴミ拾いの写真があがるとともに
「自分のゴミくらい自分で拾え!!拾えないやつはハロウィンなんかするな!!」とか、
そんな感じの声がいっぱいあがっていたと思うんだけど、

ハロウィンなんかやめちまえ!と思う人たちはゴミ拾いになんか来ない、
だってわざわざブチ上がってる人たちの尻拭いをすることになるんだもんよ。
ゴミ拾いに来るのは、「ハロウィンをして、みんながイヤな気持ちにならないようになったらいいな~」
と思ってるやさしいひとたちなんだろうなあと思う。
もうなんなら、ゴミ拾いをする人たちが慮っているのって
「ハロウィンなんかやめちまえ!!」って言ってる人たちのことなのでは、
なんてのは皮肉すぎるのかなあ。
そしてその人たちにとっても、ゴミ拾いは「つらい押し付け仕事」ではないでしょうよ、と俺は思う。

さて、その視点でもう一回当事者たちを見つめてみると、
ハロウィンってのはずいぶんWINばっかの構造だなあとか、
雑な図でもうしわけないんだけど
1108HALOWEEN

で、それに対する批判、苦情、なんかいろいろなものがある、っていう構造なのかなあ。
と思ったんだけれど。

いいんよ、ゴミを捨てるな!とかはさあ、「課題」だから、
徐々にアクションが起きてきて、ゴミ捨て場を用意するとか、着替え室を用意するとか、
更にゴミ拾いの動きも盛んになってきたりして、
そうやってきちんと解決していけばいいじゃん。

でもさ、「子どもがかわいそう」「節操が無い」とか言ってる人ってなんなんでしょう、
その義憤なに?
誰の怒りを代替してるのか、誰に対して怒っているのか、あるいはなんらかの嫉妬なのか、
あんまりよくわかんなくって。
その発言をすることで誰かが幸せになるんだろうか?
何かが解決できるんでしょうか。
あるいは、誰かが困っているということを発信してくれているんだろうか?
なんか勝手に怒って、自分で損を蓄積しているだけのように見える。

ハロウィンを通じて、たくさんのひとが幸せ(刹那的なかんじもするけど)を得ているなか、
なにを邪魔したいんだろう?と思います。

考えすぎなんだけど、その批判が社会現象化して、有象無象の怒りを世間に引き起こして
渋谷のハロウィンを規制に持って行こうとする動きに発展するのであれば、
そういうのはほんとにやめて~っていう思いでイッパイ。

そうそう、最近はメチャ楽しいことが、よくわからん義憤で規制されたりするのが嫌だな~ってことを考えたりしてます。

ではまた。

 

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やりたいことなんかないけど、しあわせでいたい人の話」
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やりたいことなんかないけど、しあわせでいたい人の話」
あなたに読んでほしい。「問題意識」と「やりたいこと」を切り離してほしいという、大事な記事です。
東大に入ればなんでもできると思っていたかつての私に向けて(外部サイト)

投稿者:

森 一貴

山形県出身、東京大学教養学部卒。コンサルティング企業にて勤務後、鯖江市ゆるい移住に参加。現在、考える力を伝えるプロジェクト「CUE」代表。

「ハロウィンの渋谷が節操ない!とかっていうひと」への2件のフィードバック

  1. 矛盾してますね
    「子どもにとってはゴミ拾いは社会貢献になり、教育的効果があって、そして楽しい」
    「めちゃめちゃ素晴らしいことじゃないかと思う。」
    あなたも同じ思考です。
    「勝手にきめんなよ」のブーメラン

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