持ち運べるダンボール製のドラムキット!!「OBILAB THE DRUMKIT」の演奏レポート。

OBILABがダンボール製の持ち運べるドラムキットを開発するため、Kickstarterで資金調達中!!

という話を聞いて、心が半端ない盛り上がりを見せていたのはいつごろのことだったか。その頃は、俺が買わずして誰が買うんだ!!!と、資金提供寸前までいったのですが、いやいや、俺はお金がないんだった、とすんでのところで思いとどまったんでした。

そしたらこないだ、facebookで(bouncyだったか…)またOBILABの動画が流れてきて、もうその時にはKickstarterでの資金調達も終わってずいぶん値上がりしてたんですが、ああ、やっぱダメだあ〜買うっきゃねえ〜と思って思わず購入してしまったのが12月の半ば。

さて、その時思ったのが、

あれ?日本人の購入レポート、ないじゃん!!

ということ。なんか日本人の楽器演奏者って、こういう最新ガジェット系にあんまり興味ないんですかね?あるいは、おまえみたいに暇じゃねえよ!ということなんでしょうか。資金調達中!という記事ばかりが目について、誰も演奏してない…。

というわけで、今回はそんなOBILAB THE DRUMKITの演奏レポートをお送りします!!豪華だ!!

(OBILAB公式ウェブサイトはこちら http://www.obilab.com/ )

OBILAB THE DRUMKITって何?

OBILABはフランス・パリに拠点を置く、ダンボールドラムキットをつくっているのみの会社。ウェブサイトには特に会社の情報は載っていないように見えますが、Kickstarterで資金調達をしていたくらいだから、ド・ベンチャーな会社なのでしょう。

そして、そのOBILABがつくっているのがこいつ!

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バリイケてる。

ダンボール製にすることによって、めちゃめちゃ軽いドラムキットを実現。これまでストリート・ミュージシャンが必死でドラムを持ち歩いていた現状を劇的に改善する「気軽に持ち運べるドラムセット」。それがこの「OBILAB THE DRUMKIT」なのです。

とはいえ、見ての通りどうみてもダンボール、実際の叩き心地はどうなのか?音はどうなのか?その品質はどうなのか?というか、注文してきちんと届くのか!?もはや、気になることしかないですよね。ええ、間違いない。

というわけで、OBILAB THE DRUMKITを購入。

まずは、OBILABでの購入プロセスをさくっと見ていきましょう。興味ない人は飛ばしてね。

購入はカンタン。paypalにさえ登録しておけば、いつも通りという感じ。サクっと購入できます。

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DRUMKITを選択して…。

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JAPANを選択。

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日本への送料は、2017年1月現在で35ユーロでした。OBILABの通常のDRUMKITを1セット買うと154ユーロ。大体2万いかないくらいですかね。

これでCONTINUEしていけば注文は完了。paypalから、OBILABへの支払が完了した旨のメールが届きました。

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よし、これで届くぞ〜と思っていたら、三日後、OBILABのCo-founderのCaroline氏から自らメールが。要約すると「名前と住所、もっかい送ってもらえませんか?」とのこと。

なんじゃこりゃ、なんかアヤしいところのメールじゃないだろうなあと勘ぐりつつも、俺の名前と住所なんて大した価値もないので送ってやったところ、センキューと返信が。

なにに困っていたのかと言えば、要するに俺の名前とか住所が日本語で登録されていたので、日本語の名前や住所のままではヨーロッパから荷物が出せない!と心配していたらしい。

Co-founderが直々にメール対応しているところを見るにつけても、いい感じに「今できた会社です」感があってすごい好感

届いた!!&サイズ感ってどんな?

こないだ12月の終わりころ、荷物が届いた。差出国はスペイン、アムステルダム→大阪→福井の順にここまでやってきたようです。長旅お疲れ様。

というわけで…

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き、きた〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!

THIS IS OBILAB THE DRUMKIT!!!ぶ、ブチアゲです。傷もなく、きちんと届くんやなあと一安心。

サイズはこんな感じ。

2-12-2

俺の体が小さいのもあるけど(UNDER165)、割とでかいな!!というのが第一印象。

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OBILAB公式ウェブサイトではこんな感じ。すっきりしてるのかなと思いきや、案外大きめ!

でも、このサイズ感でそんなに重苦しいような印象はないかな。ちなみに、めちゃめちゃ軽い。

組立ってどんな感じでしょう?

ということで、まずはあけてみます。

全体観は「ダンボール」って感じ

OBILAB THE DRUMKITをあけてみると、はじめはこんな感じ。

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椅子(右)と、バスドラム&フロアタム(左)の箱が入れ子になっていて、バスドラムになる部分にスネアなどが入ってる感じ。ちなみに、前に出てる謎の物体は、あけたら出てきました。あと、予想していなかったのだけど、地味にスティックが入ってるの、うれしいですね。

ちなみに、ここまできての第一印象、思いきって言わせて下さい。

めっちゃダンボール。

いや、ダンボール製だよ、とは聞いていましたが、これはね、ダンボールですよ。いいとか悪いとかではなくて、すげえダンボール。

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上記はバスドラム部分についてるフタを外したところなんですが、このなんというか、絶妙な「工作」感が愛おしい。

さて、OBILABのドラムキット、中身を全部出してみるとこんなふうになっています。

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いやあ、やっぱりダンボールだな。

見ればみるほどになんというか、絶妙な「工作」感がスゴい。特に良いとか悪いとかいう視点を提示する気はないんだけど、どっちかというとチャチい

というか、たぶんこの感じから分かっていただけると思うのだけど、作りは割と雑です。接着剤の付け方とか、いい感じに雑です!!って感じ。逆に思い切りがいいれべるで、なるほどこりゃ雑だな!!くらいの印象です。

ちなみにそれぞれ、奥左がイス(スツール)、イスの隣がバスドラム&フロアタム。前列は左から、支柱、スネア、支柱、ビーター、ハイハットの足的なもの、ハイハット、タムです。

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このバスドラのビーターとかスゲエ。この機構、最高に愛感じる。これをダンボールで実現した感じ、その…なんというか、超胸熱。

OBILAB THE DRUMKITの組立、めちゃめちゃカンタンです

あけると、組立方法を書いた紙が出てきます。

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この時点では不安しかない。この説明書でほんとにできんの?ウソだろ?って感じ。

まずはハイハット&スネア&タムタムの足部分。(そもそも、ハイハットとスネアとタムタムを足一個で済ませるという発想がイカれてる)

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すげえ溢れ出る工作感。ちなみに、ここが一番ギチギチでした。キツい。

で、ここに棒じみたものをぶっ刺していくと、写真を撮っている間もなくあれよあれよと組み上がり

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あれ、できた

って感じ(本当です)

説明書を待つまでもなかった、あまりにカンタンすぎてスゴイ。だって、ダンボールの棒、さしていくだけ…。組立、カンタンすぎて本当に驚きます。はじめてなのに2分くらいでできた。

これはどっちかというと、良い意味でカンタンですごい!!というより、第一印象は本当に大丈夫?え、まじで?これを叩くの?という感じです。

完成したOBILAB THE DRUMKIT、上から見るとこんな感じ。

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前から見るとこんな感じ。

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う、うわあ…アガる…。

OBILAB叩くよ!!動画あげてます。

OBILABのTHE DRUMKITについて、全体観と組立について見てきました。とりあえずここまでで、チャチいことと組立がカンタンだということがなんとなく分かってもらえたかと思います。

ここからは、実際の動画を見てもらいながら、OBILAB THE DRUMKITの実態を確認していただきましょう。

各パーツで見てみる。かなりしっかりできてておもしろい!

まずは、OBILABのDRUMKITについて、各パーツを手元側で撮影した動画から。

おお〜〜!!!!

思ったより強度があります。割とおもきし叩いても全然へこまない。すごいな〜!!これ、かなりおもしろい!!バウンドも割とするので、スネアでロールもできます。

バスドラムの踏み心地は、正直そんなによくない。ダブルもさすがに本物のドラムと比べるとかなり踏みにくい印象です。

ちなみにバスドラムについては、実は公式ウェブサイトにて、いいかんじのバウンスを手に入れるためのチュートリアルが公開されてます。(→ http://www.obilab.com/tutorials )つまり、現物はイマイチだから直しなされよ、ってことかしら。そのうちやってみるかも。

音量は、生ドラムと比べるとかなり小さめです。思いっきり叩いても隣家から苦情がこなさそうなくらい、生コンガよりも少し小さいくらいでしょうか。

外で叩くと、ちょっと貧弱な印象かもしれません。印象としては、アコースティックギターと一緒に叩くとちょうどいいバランスくらいかな…、と思います。

同様にOBILABのドラムキットの各パーツを叩いたものを逆側から撮影した動画もあげておきます。

結構いいよね〜!!

パターンで叩いてみると…アコースティックでファンキーな感じが一番合いそう!

じゃあ、実際にOBILABのドラムキットをフレーズで叩いてみます。

全然聞けますね。ただ、実際に合わせてみると、ロックするにはちょっと弱い印象になってしまうんじゃないかな〜という気がします。(ダブルが踏めてないのは、俺の技術のせいだけではない…と思います)

あともうひとつ、OBILABのドラムキット、めちゃめちゃハイハットが動く!!

室内で床がつるつるしているせいもあるのだけど、OBILABのドラムキット、外でも結構動くでしょうね。左足が空いているので、普段はハイハットの足を踏んで、ずれないようにしながら叩くことになりそう

もうひとつ、OBILABでファンクっぽいフレーズを。

今回は左足で足をおさえてます。きちんとズレないでくれていますね。笑

うん、OBILAB THE DRUMKITはやっぱりこういうフレーズの方が合う気がしますね!ファンキーなアコースティックギターなどと合わせたら結構うまくハマる気がします。

なんとなく、Wayne Krants TrioでのKeith Carlockとかフンイキがあうんじゃないですかね。俺だけ?

にしても、Keith Carlockのアプローチってめちゃめちゃ好き。この「ドラムってドンパンドドパンでしょ!」みたいなのを思いっきり裏切ってくる感じがとっても好き。

あるいはJason MrazとかJack Johnsonとかもいいかも!

最後におかたづけ

最後はきちんとお片付けも。

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…そもそも中がガラガラなので、テキトーに詰めていったら入りました。ズボラな人でもカンタンに収納できそう。素晴らしい。

まとめ

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ここまで、OBILAB THE DRUMKITをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

僕自身の感想としては、普段から気軽にストリートで(Funkyな感じの音楽を)叩きたい!!という人にとっては、かなり良いセレクトだと言えるような気がします。また、自宅でドラムを練習したい!という人にとっても、叩いた感じは割と本物に近いですし、かつ音もそこまで大きくないので、検討に値するでしょう。

しかし、やっぱりまだまだ作りが粗雑な部分があるのと、どうしてもダンボールだというので、雑に扱いづらく、壊れやすそうな印象は拭えません(まだ壊してませんが)。特に必要としていない人が、現段階でこれを買うのに2万円出すのはなかなか勇気がいるかなーという印象です。

まだまだ改良もされるでしょうし、量産化されることになれば値段も下がるでしょうから、それを待つのも手かもしれませんね。

とはいえ、個人的には割とアリ!何より、こうして家や出先で、気軽にドラムを叩けるのはこの上ないしあわせです!

これから、この子と一緒にいろんなところに出かけてみたいと思います。また、これから耐久性の話などもあるでしょうから、何かアップデートがあったらお知らせしたいと思います。

では、またお会いしましょう!

 

 

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投稿者:

森 一貴

山形県出身、東京大学教養学部卒。コンサルティング企業にて勤務後、鯖江市ゆるい移住に参加。現在、考える力を伝えるプロジェクト「CUE」代表。