教育事業「ハルキャンパス」を始めます。(@福井です)

目指していること

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ハルキャンパスは、幸せで楽しい未来を自分でつくっていける人が、世の中にたくさんいたらいいな、という思いから始まった、新しいまなびの場です。

春は、だれもが自由に芽吹き、花咲ける季節。そんなうららかに浮き足立つ、春のひだまりのような場をつくります。

ハルキャンパスの3つのコース

新しく楽しい社会を創るこどもを育てることを目的に、小・中学生・高校生向けの3つのコースを柱とした活動に取り組みます。子どもたち自身が「自立し、考え、行動できる」ことを目指します。

1.統合コース

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定期的な場として開催されるコースです。

自己の確立と他者の受容を育む対話プログラム、好奇心と論理的思考力を育む探求プログラム、行動力と協働力をはぐくむ実践プログラムの3つのプログラムを通じて、総合的な力を育みます。

1-1. 対話プログラム

「対話」を通じて、他者理解(こんな考えの人もいるんだ!)と自己理解(自分って、一体何なんだろう)を育み、自立した心を育てます。

① 関わる機会の少ない人との対話

社長や東大生、障害者やLGBT、ベジタリアンや農家の人など、学校生活の中で身近に関わる機会の少ない人の話を聞きながら、議論します。

② テーマを持った対話

安楽死、お金、法律、原発、高齢化社会…など、様々なテーマを取り上げ、議論します。

①、②ではともに、自分はその生き方、その考え方についてどう感じるのか?隣に座っている彼はどう思っているのか?そんな対話を通じて、他者/自分に対する理解を深めていきます。

いまの子どもたちは、「自分の意見」を表現する場がなかなかないと思っています。でも、もっともっと、人っておもしろいことや、不思議なことを考えているはずなんです。それをもっともっと表現できる場、理解しあえる場をつくってあげたい。

その場はきっと、自分自身の考えを持ち、自分自身の考えを表現できる、魅力的な子どもを育ててくれます。「実はぼく、不老不死はきっと悲しいだろうなと思うんです」なんてことを、大真面目に言ってくれる場に育てていきたい。そんな素敵な場を作ります。

1-2. 探求プログラム

探求プログラムはある「テーマ」をもとに、領域横断的に好奇心を突き詰めていくプログラムです。

例えば「車」がテーマであれば、車はどんな原理で走っているのか、車は売れるまでにどんな経緯をたどるのか、なんであのデザインなのか、一体どんな人が作っているのか、これからの車はどうなるのか…、車ひとつで、社会全体に視野を広げることができます。

そこで、チームを組んで、好きなテーマをみんなで掘り下げるのがこのプログラム。このテーマは子ども自身の主体的な興味関心に基づいて設定されます。

ここで目指しているのは、ひとつは「社会のなりたち」の総体を捉え、視野を広げる/解像度を高めること。もうひとつが「かんがえる」を通じて、構造的思考力や、思考体力(好奇心を持ち、考えてみよう!と思える力)を育むことです。

そしてもう一つ重要なことに、これらは常に「表現する場」を設けます。何ヶ月かに一回の、親や友人が参加する展示会にて、彼らはプレゼンの場で、彼らが調べてきたことを発表します。もう本当にわくわくしますよね。想像してみてください、彼らが「実はネギと玉ねぎって同じ植物だったって知ってましたか?」と嬉しそうに話している様子!

1-3. 実践プログラム

最後に実践プログラムは「やる(=企画、計画、運営)」ということを通じて、協調性・コミュニケーション能力・リーダーシップ能力などのスキルと「やればできるのだ」という実感を持ってもらう(=行動力)ことを目指しています。また、企画面や広報も担うので、発想力や想像力、創造性も育まれることが期待されます。

具体的には、子どもたち自身がイベントを企画し、実行します。子どもデパート等が良い事例ですが、彼ら自身が企画し、場所の交渉に出向き、連絡し、必要なものを検討し、購入し(お金のことはもう少し深掘りする必要がありますが)実際の運営を担い、反省し、フィードバックを次年度につなげていきます。

子どもたち自身の発想により、例えばまちづくりのイベント企画があったり、農業とのコラボレーションがあったり、いろいろなひろがりが期待され、単なる「実践するための実践」ではなく、将来に向けた視野の広がりや、地元の人との繋がり(=Uターンへの繋がり、地元企業の活性化)、まちづくりなど、まち全体を巻き込んで、全ての領域に広がる可能性を有したプログラムです。

ここから子どものちからで移住者が増えてくなんてことが起きるかもしれない、こんなワクワクがあるでしょうか。

2.個別コース

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統合コースは、農、食、ものづくり、ITなどなど、様々なことを個別に体験しようというコース。

統合コースは間違いなく最高のコースですが、どうしても「してみないと楽しいかどうか気づけない」、そういう「個別体験」の力は間違いなく大きいと感じています。

また、統合コースではえられない専門的な気付きは、社会に対するより深い洞察を生みます。(解像度が高まる、と私たちは表現しています。)

こちらは、単発イベント、あるいは合宿型の形式で進めていく予定です。いろいろな団体や企業とコラボしながら、職を体験するキャリア育成の視点からもアプローチできたらと思っています。

3.数学のコースもあります

数学コースも想定しています。

数学は、その解答プロセスのなかに構造化力、抽象化力(∋言語運用能力)、表現力など、様々な大事なまなびを包含しています。

私たちは、これら数学の「身につけるべき力」を適切に理解して伝えるノウハウを持っています。このノウハウをもとに、子どもたち自身が「今どんな力を身に着けているのか」を理解しながらまなびを作っていこう、というのがこのコースです。

今後のプロセス

まずこの半年〜1年は、単発型のイベント/プロジェクト形式で進めていくことを想定しています。月2回の頻度で、対話・探求と、個別イベントを仕掛けていく想定です。目処がたてば、実際の教室を開講します。(再掲@福井です)

各種法人や学校、行政などとコラボレーションしながら、子どものまなびを深め、実績を積み重ねながら、定期的な学習機会の提供に向け準備を進めていきます。

小・中学生・高校生のお子さんがいらっしゃる親御さんへ

ご興味を持たれた方は、ぜひご連絡下さい。イベントやワークショップ等を始め、様々な学びを提供できる場をつくり、発信していきます。

facebookを利用されている方は、ぜひハルキャンパスfacebookページへのいいね!をお願いします!(これから始めていくので、全然投稿されていない点についてはご心配ご無用です!素敵な情報、たくさん提供させていただきます。)

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高校生・高専生・大学生のインターンを募集しています。

高校生や大学生のみなさん、一緒にこのプログラムを作っていきませんか?

教育やまちづくりをしてみたい、という人はたくさんいるはずです。現状に不満を持ちながらも、こんなことができたらいいなと思っている人もたくさんいるはず。

そこで、インターンとして、教育の現場をともに作っていく仲間を募集したいと思っています。これは同時に、私たちの考える「すべての人に本プログラムを提供しちゃいたい」という思いにも通じています。すなわち、高校生や大学生のみなさんには、直にコースを考えてもらうことで、同時に「対話・探求・実践」というプログラムを学ぶことができるという循環につながっているのです。

ここでは、単純にボランティアとして活動してもらうのではなくて、各参加者の主体的な思い、やりたいことを尊重しながら、子どもの学びを最大化する手法を一緒に考えていきますし、皆さん自身が考え、行動することが求められる場にしたいと考えています。

いまの高校生や大学生でも、対話、探求、実践の場は実はなかなか用意されていません。そこで、私たちと一緒に、おもしろがれる、新しく楽しい社会をつくっている仲間が増えたらいいなあ、と思っています。もちろん、その仲間は、このハルキャンパスだけでなく、広がりのある仲間になっていきます。

ご興味を持たれた方は、いつでもfacebook等でご連絡下さい。(もちろん、高校生や大学生や高専生でない方もご連絡下さい!)

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協力してくださる方を募集しています。

本記事を読んで興味を持っていただけたら、ぜひご連絡下さい。

・お子さんに確かなまなびの場を、とお考えの親御さん
・教育やまちづくり、ビジネスに興味のある高校生・大学生、その他個人・法人の皆さん
・一緒に何かやってみたい!何かできることがありそう!とお考えの個人・団体・法人のみなさん
・資金面で応援していただけるという方
・どんなものなのか様子を見てみたいという方
など、ご興味のある方はいつでもFB、Twitter等でご連絡下さい。

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