前編はこちら。
ゆるい移住と壁と恋
みさみさ | こないだ告白してくれた人がいたんです。 振ったんですけど、私のことまだ好きみたいなんですよ。まだLINE続いていて。 でなんか意味わからん画像送ってきて、これやばくねみたいな。 |
森 | なるほど、いい手だね。笑 でもさ、そういう手を使っても、そのあとの話おもしろくなかったらだめだよね。 |
みさみさ | そうなんです! 全然おもしろくないんですよ。その画像も。 でも相手に気を使っちゃって、「やばー」とか言っちゃうんです。笑 |
森 | そういうのモテるかもしれないけど、いい恋できなさそう。 |
みさみさ | どうしたらいいんでしょう! |
森 | もっと素直にならなきゃ。 そこなんじゃない!? 相手に気を使ってるってことは、自分の中に壁があるってことでしょ。 壁があったら、相手のいいところも素直に受け入れられないじゃん。 だから恋できないんじゃない? |
みさみさ | え、壁ないですよ。 あったとしてもティッシュくらいですよ!パンチしたらやぶけちゃうくらい。 |
森 | 薄いな。笑
例えばね、ゆるい移住のメンバーって、めっちゃ素直なのよ。 そうなるとおもしろいのが、こっちがこういう状態だから、来る人も超オープンになってくれるの。心を開いてくれるっていうか、素のままで接してくれるっていうか。 たぶん、お互いがお互いの素が見えてるから、なんか信頼できちゃうんだと思うんだよね。 |
みさみさ | ゆるい移住ってなんか、みんなばらばらじゃないですか。 みんな違う色が出てません?JK課みたい。 JK課って、まやみたいな人もいるし、みさみたいな人もいるし、いろんな人がいるんですよ。 |
森 | 俺、ぱーってなってる人か。笑 でも、そういうとこの方がおもしろいでしょ? JK課もそうじゃん? |
みさみさ | JK課はみんな自由でばらばら。 みんな違うなーって思う。 |
森 | それはきっと市の人が、自由でいていいよーって、言ってくれてるからなんだろうね。 |
ずっと笑ってればいいことありますよね。
みさみさ | みさ、小さいときからおまえ天然やなとか言われてたんですよ。 でも天然の意味がわからんくて、中学校三年生まで、天然って、森で育ったみたいな人なんかなーって思ってて。 人から作られたもんやで、みさは人工だよ、って言ってたんです。 そしたら、それが天然だよって言われて。 でみさネットで天然って調べてたんですよ。 |
森 | すごい天然だ。 |
みさみさ | でもなんか、こんなことしてるから精神年齢8歳って出るんやろうな、っていうのは自分でも思うんですよ。 けど、気づいたらこういうことしてるみたいな。 みさ、入学式からやばかったらしいんですよ。入学式遅れてきて、あいうえお順だったから、列が一番前やったんですよ。しかも1組から5組まであるんですけど、3組だから、真ん中の一番前で、背高いからめっちゃ目立つし、その時めっちゃ髪も長くて。でなんか、上履きと外履き間違えて履いてて、ローファーで気づかんと学校の中入ってきてもて。やばいどうしようとか思って、校歌歌ってる時に、あなた違うよ、みたいな言われて、めっちゃはずかしかったんですよ。 |
森 | すごいね。本物だよ。 |
みさみさ | でもみさ、天然のままでいいんかなあって思うんです。 みさ、悩みなくて。悩みもないのに、起きて、ごはん食べて、家帰って、ごはん食べて寝るっていうだけじゃないですか。 それをずっと繰り返してるんですよ。それってなんか、いいんかなあって。 |
森 | 素敵じゃん。最高だと思うよ。ダメなの? |
みさみさ | わかんないです。でも楽しいですよ。 |
森 | じゃ、いいんじゃない?笑 |
みさみさ | そうですかね。 ずっと笑ってればいいことありますよね。 |
森 | おう、そのうち恋人できるよ! 笑ってればね。笑 |
みさみさ | えー、できるかなー!! |
——————————————————–
JK課のブログはこちら。
ゆるい移住のブログはこちら。
——————————————————–
ほかの記事
JK課と!勝手に特別対談vol.3 まや×もり「なにもないままにする勇気。」
自分らしさを加えていける「余白」がまちづくり自体にあればいいなと思うんです。
でもそれって、しかける側としては、余白がある、何もないっていう状態で世の中に出すっていう「勇気がある」っていうこと。
だからその中に、どんな仕組み、核をつくるかっていうのが、
しかける側として、これから私が一番考えていかなきゃいけないところ。
勝手に特別対談vol.2 森一貴×新山直広「創造産地を創造する。」
TSUGIは「おもろいやつがいないなら、自分たちで増やしていこう」としている。
つまり、RENEWのようなイベントを通じて、地域の人に新しい気づきを与えて、
地域の人自身が自分で考えて、工夫する状態を生み出そうとしてるのかなって。
勝手に特別対談vol.1 森一貴×天谷晴樹「鯖江と愛と。」
これまでの生活って、社長やってます、遠距離で仕事してます、っていう、肩書で話している感じが、気が張っていて辛かった。
でも、ゆるい移住では自然体でいられる。
この状態だと変なことって言いやすいし、
変なこと言い出す人がたくさんいた方が、絶対おもしろくなると思うんだよね。笑
東大でまちづくりを学んだけれど、「まちづくり」が嫌いなひとの話
まちづくりの施策、そのどこにも、
「まちのひと」のためになるような施策はないように僕には見える。
そんな「まちづくり」はきらいだ、と僕は思う。
東京には何もない、という話
僕たちは東京で、ただ結果を「選んで」「受け取っている」だけなんじゃないかな、と思う、
そう、東京には自由にプロセスを作り出す余地がない。予期しないことが起きる余地がない。
だから東京にはなにもないなあ、と思う。